洗濯洗剤は無添加がおすすめ!赤ちゃんにも安全に使えるおすすめ6選

洗濯洗剤は日常生活に欠かせないものですが、何を基準に選んでいますか?
「洗浄力」「価格」「におい」等、人によって選ぶ基準は様々です。
実はあなたが使用している洗濯洗剤が、健康を害する危険な洗剤だと知ったらどうしますか?
なんと洗濯洗剤がアレルギー、蕁麻疹、アトピー、肌荒れの原因のひとつと言われています。
そして知らないうちに環境も汚染している可能性があります。

えっ?どうして洗濯洗剤が危険なの?
安心して使用できる洗濯洗剤をどう選べばよいの?

ずばり私のおすすめは、
- 合成界面活性剤が入っていない洗濯洗剤を選ぶ
- 蛍光増白剤が入っていない洗濯洗剤を選ぶ
- 防腐剤・抗菌剤が入っていない洗濯洗剤を選ぶ
- 合成香料がいっていない洗濯洗剤を選ぶ
- 成分がせっけんの洗濯洗剤を選ぶ
- 信頼できるメーカーの洗濯洗剤を選ぶ
です。
ドラッグストアで選びきれないほど多く陳列されている洗濯洗剤は、CMで有名人を起用しとても良さそうに見えますよね。
その中に超危険な洗濯洗剤があるんです!
どの洗濯洗剤が健康や環境に良くて、どの洗濯洗剤が悪いのかこの記事を読むと分かりますよ。
最後まで読んで、毎日安心に使える洗濯洗剤を選ぶ参考にしてくださいね。
無添加の洗濯洗剤をおすすめする理由
合成界面活性剤は危険!洗濯洗剤は無添加がおすすめ

合成界面活性剤とは、油と水をなじませる“橋渡し”役をする成分のことで、石油や天然油脂などを原料にして、化学的に合成して作られた界面活性剤のことです。
石けんにも界面活性剤は含まれていますが、石けんは薄まれば界面活性を失うのでもはや界面活性剤ではなくなります。
代表的な合成界面活性剤は、「ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)」と「ラウレス硫酸ナトリウム(SLES)」です。
どちらもよく使われる合成界面活性剤で、洗浄力と泡立ちの良さが特徴です。しかし、肌や体への影響が気になる成分です。
特徴
- 非常に強い洗浄力と脱脂力
- 泡立ちがよく、低コストで大量生産可能
- シャンプー、洗顔料、歯磨き粉、ボディソープなどによく使われる
懸念される影響
- 刺激性が強い:皮膚や目に対する刺激が比較的強い
- バリア機能の低下:肌の脂質を取りすぎるため、バリア機能が弱まり、乾燥やかゆみの原因になる
- 長期使用で肌荒れやアレルギー反応を起こす可能性がある
特徴
- SLSを「エトキシル化」してマイルドにしたもの
→ 洗浄力は強いが、SLSより刺激が弱め - 泡立ちの良さと使用感の滑らかさを両立
- シャンプーやボディソープに広く使用されている
懸念される影響
- 刺激はSLSより弱いけれど、やっぱり注意が必要
- エトキシル化の際に「1,4-ジオキサン」という不純物が微量残ることがあり、これが発がん性物質として問題視されることも
環境への影響も気になるところです。分解されにくいので、河川や海を汚染する原因になるといわれています。
まとめると、合成界面活性剤は、化学的に作られており汚れをしっかり落としてくれる強力な洗浄成分ですが、身体の不調や環境汚染を引き起こす成分が含まれます。
私のおすすめは、石けん系(純石けん)の洗濯洗剤か、自然由来の成分を使用した洗剤を選ぶことです。無香料で、環境にも優しい成分を選ぶことで、化学物質によるリスクを減らすことができます。
蛍光増白剤は危険!洗濯洗剤は無添加がおすすめ

蛍光増白剤は、簡単に言うと、服の“白さ”をパッと明るく見せるための化学成分です。
蛍光増白剤は、紫外線(太陽光など)を吸収して、青白い光(蛍光)を出す性質を持っており、この青白い光が黄ばみを打ち消して、より“白く”見えるようにしてくれます。
つまり、服にほんのり青みがかった光をプラスして、視覚的に白く見せてるんです。
ちょっと不思議ですが、実際に「白くしてる」わけではなく、 目の錯覚を利用して白く見せているのがポイントです。
- 主に粉末洗剤に入ってることが多い
- 「白物衣類専用」、「漂白・除菌」と書いてあるものに入ってる可能性高め
※液体洗剤にはあまり入っていないことが多い
代表的な蛍光増白剤は、スチルベン系(特にBBF/蛍光増白剤71)です。
洗剤メーカーの表示に「蛍光剤」とだけ書いてある場合、このタイプが使われてることが多い。
成分表示では、以下のように書かれてることが多いです↓
- 蛍光増白剤(シンプルにこう書かれてる)
- Optical Brightener(英語表記)
- Fluorescent Whitening Agent(蛍光漂白剤と訳すことも)
- C.I. Fluorescent Brightener ○○(化学的な識別番号)
「蛍光増白剤 無配合」と書かれていなければ、白物用の粉末洗剤にはたいてい入っていると思ってOKです。
蛍光増白剤は皮膚刺激を起こす可能性があります。
- かゆみ、かぶれ、赤みなどを引き起こすことがある。
- すすぎが不十分だと、衣類に残った蛍光増白剤が皮膚に触れ続けることで炎症を起こすことがある。
- 発がん性の可能性もある※1
※1 現在のところ、蛍光増白剤が発がん性を持つという確固たる証拠はないとされています。ただし、化学物質の長期的な安全性については未解明な部分もあり、海外では一部の蛍光増白剤の使用が制限されている国もあります(例:ドイツやスイスなど)
環境への影響も気になるところです。蛍光増白剤は分解されにくく、環境中に残留しやすいという特徴があります。河川や海を汚染する原因になるといわれています。
蛍光増白剤は身体の不調や環境汚染を引き起こす成分が含まれます。
私のおすすめは、石けん系(純石けん)の洗濯洗剤か、自然由来の成分を使用した洗剤を選ぶことです。無香料で、環境にも優しい成分を選ぶことで、化学物質によるリスクを減らすことができます。
防腐剤・抗菌剤は危険!洗濯洗剤は無添加がおすすめ

洗濯洗剤に含まれる防腐剤や抗菌剤の成分は、製品の品質を保ち、細菌やカビの繁殖を防ぐ目的で使用されています。しかしアレルギーを引き起こすなど身体への影響が懸念されています。
以下は、一般的に使用される防腐剤・抗菌剤の成分の例です。
↓↓よく使われる【防腐剤】成分(Preservatives)↓↓
成分名 | 特徴・目的 | 注意点など |
---|---|---|
フェノキシエタノール(Phenoxyethanol) | 広範囲に抗菌性あり。化粧品にも使われ、安全性が比較的高い | 高濃度では刺激性あり(目・皮膚) |
メチルイソチアゾリノン(MIT) | 非常に強力な防腐効果を持つ。微量で効果あり | アレルギーや皮膚炎の報告多数。EUなどで使用制限あり |
クロロメチルイソチアゾリノン(CMIT) | MITとセットで使用。抗菌・防腐効果が高い | 強いアレルゲン。日本でも一部で使用控えられている |
ベンゾイソチアゾリノン(BIT) | 液体系の洗剤や塗料に多用。抗菌性・安定性に優れる | MITより刺激性は低いが、安全性の議論あり |
ソルビン酸カリウム(Potassium Sorbate) | ナチュラル系・食品グレードでも使用される穏やかな防腐剤 | 強い効果はないが、安全性高め |
↓↓よく使われる【抗菌剤】成分(Antimicrobial Agents)↓↓
成分名 | 特徴・目的 | 注意点など |
---|---|---|
トリクロサン(Triclosan) | 強力な抗菌・殺菌効果。かつては歯磨き粉・洗剤など広く使われていた | ホルモンかく乱、耐性菌の懸念あり。米国FDAは制限 |
銀イオン(Ag+) | 細菌の増殖抑制に効果。抗菌・防臭を長時間キープ | 銀自体の毒性は低いが、環境中蓄積の懸念あり |
ベンザルコニウム塩化物(Benzalkonium Chloride) | 第四級アンモニウム化合物。消毒・除菌スプレーにも多く使われる | 刺激性あり。誤飲注意。猫に対して毒性がある例も |
ピロクトンオラミン(Piroctone Olamine) | 真菌(カビ)や脂漏性皮膚炎にも有効。消臭や抗カビ目的で配合される | 比較的安全と言われているが、濃度や使用目的で異なる |
防腐剤・抗菌剤は、身体の不調や環境汚染を引き起こす成分が含まれます。
私のおすすめは、石けん系(純石けん)の洗濯洗剤か、自然由来の成分を使用した洗剤を選ぶことです。無香料で、環境にも優しい成分を選ぶことで、化学物質によるリスクを減らすことができます。
合成香料は危険!洗濯洗剤は無添加がおすすめ

洗濯洗剤に使われている合成香料とは、化学的に合成された香りの成分で、衣類に「香り」を残す目的で添加されるものです。コストが安く大量生産が可能です。
合成香料は、アレルギーや皮膚刺激の原因になることがあり、EUでは一部の合成香料にアレルゲン表示義務があります。(日本では義務なし)
↓↓以下は、洗濯洗剤によく使われる合成香料の一例です↓↓
香料成分名 | 香りのタイプ | 注意点など |
---|---|---|
リナロール(Linalool) | フローラル(ラベンダー系) | 天然にも存在するが合成も多い |
リモネン(Limonene) | 柑橘系(レモン・オレンジ) | 酸化すると刺激性あり |
ヘキシルシンナマル(Hexyl Cinnamal) | ジャスミンのような香り | アレルゲン指定物質 |
ブチルフェニルメチルプロピオナール(Lilial) | フローラル系 | 近年はEUで禁止(生殖毒性懸念) |
ゲラニオール(Geraniol) | ローズのような香り | 精油にも含まれるが合成もある |
ちなみに、柔軟剤もかなり危険です!!
柔軟剤には便利な効果がある一方で、いくつかの危険性や健康への影響が指摘されています。主に以下の点に注意が必要です。
- 化学物質の含有
- 香料: 多くの柔軟剤には人工的な香料が含まれています。これらの香料は皮膚に触れることでアレルギー反応や肌のかぶれを引き起こす可能性があります。また、香料の成分によっては呼吸器への影響があることもあります。
- 有害化学物質: 柔軟剤には、揮発性有機化合物(VOC)やホルムアルデヒド、パラベンなどの化学物質が含まれていることがあります。これらは長期間にわたって吸い込んだり肌に触れることで健康に害を及ぼす可能性があります。
- 呼吸器系への影響
- 柔軟剤に含まれる化学成分や香料は、特に喘息やアレルギーを持つ人にとって呼吸器系に負担をかけることがあります。香りを長時間吸い込むことによって、喘息発作や咳などの症状を引き起こすことがあります。
- 皮膚への刺激
- 柔軟剤に含まれる成分が肌に長時間触れることで、皮膚にかぶれや炎症を引き起こすことがあります。敏感肌の人やアレルギー体質の人は特に注意が必要です。
- 環境への影響
- 柔軟剤の化学成分は水に流れた後、河川や海洋に流れ込み、魚や水生生物に影響を与える可能性があります。これが水質汚染や生態系への悪影響を及ぼすことも懸念されています。
- 衣類への影響
- 柔軟剤の成分は衣類に残留することがあり、これが肌に触れることで刺激を与えることがあります。
合成香料、柔軟剤は、身体の不調や環境汚染を引き起こす成分が含まれます。
私のおすすめは、石けん系(純石けん)の洗濯洗剤か、自然由来の成分を使用した洗剤を選ぶことです。無香料で、環境にも優しい成分を選ぶことで、化学物質によるリスクを減らすことができます。
洗濯洗剤は無添加がおすすめ!無添加洗濯洗剤6選
- Bamboo Clear(バンブークリア)
- ラレシーブオーバンブー ミネラルランドリーソープ
- シャボン玉石けん シャボン玉スノール
- ミヨシ石鹸 お肌のための洗濯用液体せっけん
- 松山油脂 洗濯用液体せっけん
- 洗たくマグちゃん
Bamboo Clear(バンブークリア)
- 天然成分100%の無添加洗濯用竹洗剤
- 日本の竹から独自の自然抽出製法で2ヶ月時間をかけてていねいに作っている
- 原材料は「竹炭、竹炭灰、湧水」だけで究極にシンプル
- 柔軟剤なしでも洗いあがりふんわり

超おすすめです!
竹の洗剤?ってはじめ驚いたけど、使ってみるとふんわり仕上がるし、我が家にはなくてはならない洗剤です。市販の洗剤のケミカルなにおいが苦手な人には本当におすすめ。
ラレシーブオーバンブー ミネラルランドリーソープ
- 天然由来成分100%
- 合成化学物質無添加
- 天然精油の爽やかな香りと、すっきりとした洗い上がりが特徴
- 「竹炭ミネラル」の力で、ふんわり柔らかく、すっきり洗い上がる
- 原料には、日本の森林破壊の原因となっている、放置竹林から伐採された竹(国産)を使用
シャボン玉石けん シャボン玉スノール
- 蛍光増白剤・香料・着色料・酸化防止剤・LASなどの合成界面活性剤を使用していない無添加の液体洗濯石けん
- 天然油脂を釜炊き製法(ケン化法)で熟練の石けん職人がじっくり炊き上げた石けん
- ふんわりやわらかく洗い上がるので、柔軟剤は不要
- 排水された石けんは短期間のうちに分解される、環境にやさしい無添加石けん
ミヨシ石鹸 お肌のための洗濯用液体せっけん
- 香料、着色料、防腐剤、すべて無添加
- 水とせっけん素地のみ
- お肌の弱い方や敏感肌の方のことを考えて作った液体せっけん
- 衣類などの繊維を傷めずに洗い上げる
- 柔軟剤を使用しなくても、ふんわりと仕上がる
松山油脂 洗濯用液体せっけん
- 昔ながらの釜焚き製法で百時間かけて焚き上げた液体石けん
- 冷水でも溶け残ることなく洗浄力を発揮
- 合成界面活性剤・蛍光増白剤・リン酸塩・香料・着色料無添加
- ふんわりした洗い上がりで柔軟剤も不要
洗たくマグちゃん
- マグネシウムの力を活用した洗濯用品
- 界面活性剤、香料、蛍光増白剤、漂白剤を一切不使用
- 洗濯機の中に、洗たくマグちゃんを入れるだけで、人にも環境にもやさしい商品
洗濯洗剤は無添加がおすすめ!洗濯洗剤の選び方まとめ
- 合成界面活性剤は危険!洗濯洗剤は無添加がおすすめ
- 蛍光増白剤は危険!洗濯洗剤は無添加がおすすめ
- 防腐剤・抗菌剤は危険!洗濯洗剤は無添加がおすすめ
- 合成香料は危険!洗濯洗剤は無添加がおすすめ