醤油は無添加がおすすめ!原材料にもこだわった国産おすすめ醤油6選
醤油を買うとき、何を基準に選んでいますか?
醤油には、”ホンモノ” と “ニセモノ”があるのをご存じですか?
ホンモノの美味しい醤油を選びたいですね。
ずばり私がオススメするのは、原材料が「大豆・小麦・塩」のみで、製法は「天然醸造」の醤油です!
ホンモノの醤油を使うと、料理がめちゃくちゃおいしくなります!
また、ニセモノの醤油を選んでしまうと不健康の原因になります。
- 醤油なんて全部一緒だし、一番安いやつでいいでしょ?
- なぜ原材料が「大豆・小麦・塩」で「天然醸造」が良いの?
- 結局どの醤油を買えばいいの?
と思っている方はぜひ最後まで読んで下さいね。
醤油は無添加がおすすめ!原材料にもこだわった国産おすすめ醤油の選び方のポイント
原材料が「大豆(丸大豆)・小麦・塩」のみを選ぶ
大豆と小麦と塩だけを使い、昔ながらの作り方で醤油を作ると、長い時間(1年以上)がかかりますが、自然の力でゆっくり発酵・熟成され、うまみや深い味わい・香り・濃い色の醤油になります。
麹菌からつくられた酵素が、大豆や小麦のタンパク質を分解してアミノ酸へ、でんぷんを糖分にかえて甘みを作りだすからだよ。
さらに酵母や乳酸菌などが働いて、醤油特有の色・味・香りが生まれるんだね。
短期間で醤油を作る場合、長期熟成によるうまみが引き出せないため、味や色を食品添加物で補わないと、調味料として使える醤油に仕上がりません。
見た目が同じように見えても、食品添加物で無理やり作ったニセモノの醤油より、原材料が「大豆・小麦・塩」のみで作られたホンモノの醤油の方が味に深みがあっておいしいです。
そして、原材料の大豆は「丸大豆」と記入されているものがよいです。
「丸大豆」…加工してないそのままの大豆
「脱脂加工大豆」…大豆油をしぼった後の「大豆の搾りかす」
大豆油をしぼる際、石油由来の「ヘキサン」という毒性のある薬品が使われます。
国内の醤油は脱脂加工大豆が80%以上をしめていますが、本来の旨味やコクを味わえる丸大豆を使ったホンモノ醤油を選びたいところです。
さらに、大豆と小麦は「国産」と記入されているものがオススメです。
外国産の大豆や小麦は、遺伝子組み換えの可能性があり、「ポストハーベスト」と呼ばれる収穫された後に大量にかけられる農薬の問題があります。
製法は、「本醸造」の「天然醸造」を選ぶ
醤油の製造方法は、「本醸造」「混合醸造」「混合」の3つがあります。
原料に大豆や小麦、食塩水のみを使用
製造工程で早く発酵させるための酵素剤を入れても良い
日本で生産されている醤油の8割は「本醸造」
醤油になる前の段階の「もろみ」にアミノ酸液を加え醸造し、製造されたもの
絞った醤油(生揚醤油)にアミノ酸液を加え製造されたもの
混合・混合醸造はアミノ酸液(科学的な旨味・甘味)を加えていることが特徴で、アミノ酸液を入れるタイミングが異なります。
本醸造の中でも天然醸造と記入があるものが、こだわって作られた醤油です。
江戸時代からの伝統的な作り方で、丸大豆・小麦・塩のみを原料とし、酵素や食品添加物を一切使わずに、自然の状態でじっくり1年ほどかけて作ったもの
本醸造も天然醸造も、醤油を作る原料は丸大豆・小麦・塩で同じです。
本醸造と天然醸造の違いは「発酵や熟成を人工的にすすめるための酵素や食品添加物を使っているか、いないか」。本醸造が酵素剤を使って良いのに対し、天然醸造は酵素剤の使用は禁止されています。
天然醸造の醤油は、人工調味料では作り出せない、深いコク・まろやかな味・ほのかな大豆の香りがします。
手間と時間がかかり大量生産に向いていないため、わずか1%未満の生産量になります。そのため価格もお高めですが、「天然醸造」のホンモノの醤油を試してみるだけの価値はあります。
原材料表示に添加物が含まれている醤油は避ける
添加物を使った醤油は、コストを下げるため短期間で大量に作られます。
醤油に使われる添加物の一例
ステビア、サッカリンナトリウム、ソルビトール など
安息香酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸イソブチル など
カラメル色素 など
アミノ酸、グルタミン酸ナトリウム など
キサンタンガム、グァーガム など
原材料表示の「/」(スラッシュ)以降に書かれているのが、食品添加物です。
カタカナで表示されている自然界にないものは要注意です。
醤油は無添加がおすすめ!原材料にもこだわった国産おすすめ醤油6選
正金醤油 天然醸造こいくち醤油
- 国内産大豆、国内産小麦、オーストラリア産の天日塩を100%使用した桶仕込、天然醸造醤油
- 香り、旨味、甘味、塩味など味の調和が取れた、汎用性の高い風味豊かな醤油
フンドーキン 吉野杉樽天然醸造醤油
- 国産大豆、国産小麦と天日塩を吉野杉の木樽に仕込み、天然醸造した醤油
- 塩なれのよい、まろやかな風味
こちらは大分県の醤油です。
私は九州在住なのでスーパーで気軽に買える無添加の醤油です。
天然醸造の醤油にしてはお手頃価格になっています。
井上古式醤油
- 島根を中心とした大豆・小麦など安心安全な国産が原材料の天然醸造醤油
- 一般的な濃口醤油は、大豆・小麦を半々に混ぜるが、この井上古式醤油は大豆の量がおよそ二割増
太陽 丸大豆 天然醤油
- 国内産特別栽培の丸大豆、埼玉県産小麦、天日塩を使用し、非常に手間のかかる醸造法で発酵・熟成させたこだわりの再仕込み天然醸造こいくち醤油
大徳醤油 丸大豆醤油
- 国産丸大豆、国産小麦、国産平釜塩が原材料
- 丸大豆は主に西日本(兵庫県・三重県・鳥取県等)で収穫されたもの、小麦は地元但馬で収穫されたもの、塩は崎戸島の平釜塩「にっぽんの海塩」を使用
丸中醤油 丸中醸造醤油
- 国産の大豆・小麦、食塩(天日塩)、を使用
- 築200年以上の蔵と、蔵に住みつく麹は「宝物」
- 丸中醤油醸造蔵は国登録有形文化財に登録されている
醤油は無添加がおすすめ!原材料にもこだわった国産おすすめ醤油の選び方まとめ
- 原材料が「大豆(丸大豆)・小麦・食塩」のみを選ぶ
- 製法は、「本醸造」の「天然醸造」を選ぶ
- 原材料名に添加物が含まれている醤油は避ける